〔084〕熊 山 (508m)

2010年01月17日


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岡山県赤磐市奥吉原
日本のピラミッド(どこがピラミッド?)
  日本のピラミッドと呼ばれている熊山遺跡は岡山県東部赤磐市の標高
508mの熊山山頂にあります。 ピラミッド型をした全国に類を見ない
石積みの熊山遺跡は奈良時代に建立されたらしいのです。
経塚説、塔説、墳墓説と色々な説があり、今日に至っても何の為に建立
されたのかはっきりとせず、そのミステリアスな正体が、私にとっては
とても魅力的なのであります。
Road Map :山陽道を和気ICで下りて、西に車を走らせる。
Route Map:山頂駐車場から熊野神社、熊野遺跡を軽く散策する。
標高差:約27m
岡山100山』  神社周辺をウロウロしたが、結局、最高点には登れなかった。
コースタイム :周辺散策29分
大内集落側から山頂駐車場を目指して車で走っていると迫力ある岩峰が見え出した。
これが熊山の屏風岩らしい。 登山道があるのなら次回は屏風岩周辺を歩いてみたい。
散策道入口の標識、どれも距離的には
近いので出来るだけ行ってみたい。
広い山頂駐車場に車を停めて2時30分に
”熊野遺跡”に向けて歩き始める。
車も走れる(一般車進入禁止)広い道を進んでいると
”熊野神社”の境内に続く参道に出くわす。
広い境内に ”熊野神社”があった。 熊山の最高峰はここではなく、
電波搭の聳える東のピークの様だ。
たいして大きなスギの木とは思わないが、天然記念物と表示してある。
この天然記念物が曲者で国の天然記念物か、町の天然記念物かを書い
ていない。 思うにおらが天然記念物でなないのだろうか。
散策道途中に大きなスギの木があったので見てみる。
程なく目的の”熊野遺跡”に着いた。 思っていたより小さな石積であり、そこらの公園にある遊び場の感じがする。
どこを見てもピラミッドは想像出来ない。
”熊野遺跡”の直ぐ近くに”展望広場”があった。
休息東屋になっている展望台。
綺麗な水は確認出来たが、湧き水かどうかは判らなかった。
登山道を下って行くと ”二つ井戸”なるものがあった。
車で林道を和気町側に下山中に見た ”熊山”の山並み。 平凡過ぎる景観である。
くまやま
展望台からの南側は180°の大展望であったが、
霞みの様な見通しの悪さで、遠景は絵には成らなかった。
”竜神二つ井戸”と表示されており、”雄竜”と ”雌竜”の
二つの湧き水があった。 飲んでいないので湧き水の味は判らない。